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【Review】Universal Audio「LA-6176 Signature Channel Strip」レビュー(UA 610チューブプリアンプ、1176コンプレッサー、LA-2Aコンプレッサーを組み合わせた、6176 Vintage Channel Stripの公式エミュレーションプラグイン・使い方・評価・搭載モデルの周波数特性等に関する比較分析と考察・セール情報)

2024年7月8日月曜日

DTM製品レビュー

製品情報

実機の真空管チャンネルストリップ Universal Audio 6176の公式プラグインになります。実機の機能に加えてLA-2Aの機能も搭載。




プラグインでアナログ天国を。

ユニバーサルオーディオの 70 年以上にわたるアナログの伝統を、フラッグシップ真空管チャンネルストリップ 6176 の強化プラグインバージョンで体験してください。LA-6176 Signature Channel Strip プラグインは、610 マイクプリアンプ、1176 リミッティングアンプ、LA-2A レベリングアンプという 3 つの象徴的な UA 製品を 1 つにまとめたものです。2004年にリリースされたハンドビルドの 6176 は、Coldplay、Adele、Pharrell などのスターのチャンネルストリップでした。今では、数十年にわたるクラシックからモダンなボーカル、ギター、ドラム、ベースのサウンドをスイッチ 1 つで実現するまったく新しい UAD チャンネルストリップを手に入れることができます。
含まれるバージョン

UAD Native
UAハードウェアを使用せずに、MacやPCで動作します。

 

Apollo リアルタイムとUAD-2
ApolloインターフェイスとUAD-2ハードウェアで高速に動作します。

 システム要件:UAD Native プラグインは、macOS 10.15 Catalina 以降と Windows 10 と 11 の両方で動作します。システム要件は UAサポートページでご確認ください。

史上最も歴史に残るアナログ機器3台を、1つのエレガントなチャンネルストリップで録音およびミックスできます。
ボーカルや楽器にビンテージUA 610チューブプリアンプの滑らかな倍音と豊かなオーバードライブを加えます
スイッチを切り替えるだけで、1176の有名なパンチやLA-2Aの滑らかな温かみを瞬時に得ることができます。
Apolloインターフェースでリアルタイム録音、3つの伝説的なプロセッサーを1つのUnisonスロットに搭載
Bill Putnam Jr. が、1176、LA-2A、610 プリアンプなどの伝説的なハードウェアを革新してきた UA の長い歴史について、そして、それらを組み合わせて世界中のミュージシャンのレコード制作を支援する最新のツールを作ろうと思ったきっかけについて語ります。

世界的に有名な真空管プリアンプに接続
世界的に有名な真空管プリアンプに接続
Bill Putnam の 610 モジュラー アンプ プリアンプは、オーディオの歴史における画期的な製品で、1960 年代に発表され、ザ・ビーチ・ボーイズ、レイ・チャールズ、ジョニー・キャッシュからコールドプレイ、アデルまで、あらゆるアーティストのレコーディングに使用されました。LA-6176 プラグインは、最新の 610-B 回路を搭載しており、さらに奥深い EQ コントロールにより、あらゆるサウンドにマッチする豊かな真空管サウンドを追加できます。

伝説の1176パンチを手に入れよう
6176 ハードウェアは、当社の象徴的な 610 チューブ プリアンプとクラシックな 1176 リミッティング アンプを組み合わせた最初のチャンネル ストリップです。1176 は、レッド ツェッペリンからボブ マーリー、ビヨンセまで、数十年にわたって人気のロックやポップ ミュージックを定義してきたコンプレッサーです。FET ベースの回路は、ギター、ベース、ドラムのトランジェントに超高速で応答し、トラックをスピーカーから響かせます。

スムーズなLA-2Aチューブ圧縮を追加
LA-610 MkII ハードウェア チャンネル ストリップから借用した LA-6176 プラグインには、スイッチを切り替えるだけで使用できる象徴的な光学コンプレッションが搭載されています。LA-2A モードでは、60 年以上もの間、クラシックなボーカルや楽器の録音で聞かれてきたのと同じシルキーなコンプレッションが得られます。さらに、LA-2A モードと 1176 モードを簡単に切り替えて、最適なサウンドを見つけることができます。

その他詳しい製品内容は製品ページも確認してみてください。

実機6176 Vintage Channel Stripについて

このプラグインのモデルとなったUA 6176は同社がリリースした真空管によるチャンネルストリップです。2004年リリースと比較的新しいモデルになります。以下公式サイトの情報を引用しながらみていきましょう。

クラシック・チューブ・マイクプリ&1176コンプレッサーを1つのユニットに搭載
6176 Vintage Channel Stripは、Bill Putnamが設計した、610マイクプリの魅力的なチューブ・サウンドと1176LNのFETコンプレッションを組み合わせた究極のレコーディング・チャンネルストリップです。このマイププリの暖かみのあるスムーズな音色は、Frank Sinatraから Van Halenまで、多くの音楽をレコーディングするために使用され、そしてコンプレッサーのユニークなキャラクターが世界中のスタジオで6176が使用される2つの理由です。


特徴
  • Bill Putnam設計による610モジュラー・コンソールを引き継ぐオールチューブ・マイクプリアンプ
  • 40年以上に渡り、多くのヒットレコードで使用された1176LN クラスA FET コンプレッサー部
  • "Split/Joinスイッチでプリアンプとコンプレッサーをセパレート、または直列に動作させるかを選択可能
  • 米国内でハンドメイドされたビンテージ UAユニットでトラックをシェイピング
UA 610のマイクプリアンプと1176のFETコンプレッサーが搭載されているのがユニークなところです。

2台のクラシックを1台に
直感的なコントロールと独自のサウンドにより、6176はVance Powell、Joe Chiccarelliといった巨匠達やChris Martin(Coldplay)、Norah Jones、Wyclef Jean、James Mercer(Shins)といったアーティストからの絶大な信頼を得るようになりました。シンプルなスイッチによりプリアンプとコンプレッサー部を“Split、Join”させる機能により6176により柔軟性が加えられました。これは最高のチャンネルストリップであり、世界トップクラスのプレミア・チャンネルストリップです。

610B — 世界が知るマイクプリアンプ
2-610マイク/インストゥルメント用プリアンプについては、世界各地から賞賛の声が上がっています。Michael Cooper (Mix Magagine誌)氏は、レビュー記事の中で「今まで聞いた中で最も立体的に感じたマイクプリ」と記し、Wyclef JeanやJennifer Lopezのエンジニア/プロデューサーのPeter Wadeは単刀直入に「この機材は最高だ!」と叫んだといいます。6176のマイクプリ部は、2-610のクオリティとキャラクターを保ちつつ、優れた低域のレスポンスを向上させる高電圧仕様と、フロントパネルに15dbパッドスイッチを追加しています。

1176LN — 音色を持ったコンプレッサー
伝説のエンジニア/プロデューサー、Andy Johnsは“1176LNは、本当に頼りになるコンプレッサーだ”と言います。実際、1176LNは歴史上、最も使用頻度の多いコンプレッサーの一つと言えます。そのトレードマークである速いアタック&リリース、クラスA出力アンプは、過去35年、数限りない録音現場で使用されてきました。6176のコンプレッサー・セクションは伝統を固く守り、小さな部品に至るまで忠実に1176LNを再現しています。結果として生み出されるサウンドキャラクターは、他のチャンネル・ストリップでは決して再現不可能でしょう。

1176においては実機となるUrei 1176を再現して搭載していることになるのですが、この点に関しての考察は後述しまう。

機能と使い方

Universal Audio「LA-6176 Signature Channel Strip」は2004年にUniversal Audioからリリースされている6176 Vintage Channel Stripをエミュレートしたチャンネルストリッププラグインです。UA 610チューブプリアンプ、1176コンプレッサーの組み合わせで数字をそれぞれ取って6176というネーミング。プラグインでも左側が610のセクションとなっており、右側が1176のコンプレッサーが用意されています。さらにLA-2Aコンプレッサーのモードが用意されていてスイッチを切り替えることによってLA-2Aコンプレッサーと1176を交換することが出来るようになっています。それぞれのモジュールはバイパススイッチがついているので必要のないセクションはバイパスで切ってしまうことが出来ます。プリアンプセクションにはEQも用意されています。非常に広範囲にわたるなだらかなEQのカットブーストがおこなわれ、全体的な周波数バランスも調整されます。これはハードの特性ということでそのまま使って使える場面かどうか理解していくのが早いと思います。説明不要だと思いますが、High Lowの2つの周波数をスイッチで選択し、それぞれブーストあるいはアテヌートします。


コンプレッサーは1176はおおよそ実機の1176モデルと同一のパラメータが用意されています。色が違うので一瞬わかりにくいかもしれませんが。La-2Aは実機同様メインはシンプルなリダクションノブのみ。レシオのAllモードもしっかり用意されています。リミッターとコンプレッサーを変えられるところも同様。

Universal Audio 1176との違いについて

ここで恐らく気になる人がいらっしゃると思うのがUAD 1176プラグインバージョン1176 Classic Limiter Collectionとの違い。結論をいうと実質的には全く異なるプラグインと考えても良いかと思います。というのはまず、仕組み上プリアンプを通る設計になっているのでアンプのレベル調整によって周波数特性も変化します。そもそものハードウェアが異なるので歪特性はもちろんですが周波数特性も全く異なります。そのため、鳴らされる音としては全く別物になると考えて差し支えないかと思います。
1176LN Rev Eと周波数特性を比較するとピンク色の線の6176に対して1176は大分癖のある高域が特徴で(6176はローカットの特性を表示。両者ともわかりやすく少し極端な設定にしていますが、ご存じの通り1176にはEQがありませんので大分異なります。)音響にも如実に表れているのが確認できます。他のモデルの比較は冗長となるので避けますが、全体的に1176のリビジョンは6176と比較してカーブがきつく設定されているように分析できます。これは元々のハードウェアの方式の違いというところも大きいかと思います。


歪特性の違い。

LA-2Aは前述の1176と比較すると周波数特性はなだらかですが、やはり高域に特徴が見られます。



また、1176コンプレッサー部分について、コンプレッサーのコンプレッション特性についても筆者の方で計測してみましたが、リビジョンごとにパラメータの違いもあるので正確な比較は難しいですが、例えば1176 Silverと6176などおおよそコンプレッションカーブは同設定だと同様の似たような形状を描くことが確認出来るものの、正確に一致しているわけではないようですね。いずれにしてもどちらかというとやはり歪特性とEQ特性が違いとしても最も大きいところだと考えられます。

評価

操作面での使い勝手としては非常に良いと思います。比較的近い時期にリリースされた製品としてKiive Audioの「NFuse」がありますが、それに近いような操作性で2つのコンプレッサーを選択することが出来るのは便利だと思います。LA-2Aのパラメータ自体が少ないこともありどちらが良いかを多くの調整なしで音だけですぐに判断できるのはバリエーションを検討する上で強みだと思います。また、EQも非常に滑らかでサウンドのトーンを非常に自然に調整できるようになっています。同社の1176と比べるとやはり周波数特性の違いによる音のキャラクターが最も有意に違うといったところで1176のRev Eのように鋭い周波数の癖がある煌びやかなサウンドに対して(個人的にはあの耳に障るような質感は癖になります。)6176は非常に滑らかな曲線を描きサウンドも穏やかです。1176のリビジョンはかなり尖ったピーキーな味付けが出来るものも多いのに対して、6176は割と洗練されたタイプなのでマスタートラックなど最後の調整などにも適しているかと思われ、用途が大きく異なると思います。同社の真空管Fairchildコンプレッサーエミュレーションとコンプレッサーを作動させずに通すだけで比較しても(もちろんゲインなど諸条件をそろえて正確に計測しています)、6176はよりサウンドを前面に押し出して立体化するといった効果を感じられるところです。(歪特性による操作も大きいのでしょう。)また総じてどちらかというとこのプラグインは真空管モデリングによる音色を期待して使うプラグインのように感じられます。なお割と真空管の音響特性がしっかり表れているプラグインではあるので1つで2役を担うというのはやや不適切にも感じます。ミックスによってはむしろ1176の方が合うというケースも十分考えられるくらいには特性が異なります。しかしながら、周波数特性も関係しているかと思いますが、真空管系の中では非常に控えめでおとなしめの質感が印象的で(質感が異なりますが方向性としてはWavesのBB Tubesと共通性がみられます)、ボーカルやギターなどアーティキュレーションに対してダイナミクスを制御するというよりもむしろ全体的な質感を調整していく際に有用で、非常に魅力あるサウンドを作ることが出来ると思いますね。


セール情報

発売記念セールで割引されていますが、1年で最大級(とメーカーが称している)セールで上記製品を収録したバンドルUAD Analog Classics Pro Bundle
やこの製品も選択できるカスタムバンドルCustom 76 Bundleが大幅に割引されているのでこちらが狙い目だと思います。






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