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【Review】Universal Audio「Ravel Grand Piano」レビュー(Steinway Model Bグランド ピアノのエミュレーション音源、他製品との比較等)

2024年6月21日金曜日

DTM製品レビュー

メーカー情報

Ravel は、Steinway Model B グランド ピアノの息をのむようなエミュレーションです。* UA の業界をリードするフィジカル モデリング テクニックに基づいて構築された Ravel は、他のピアノ プラグインやサンプル ライブラリをはるかに超えて、前例のないリアリズムを実現し、アルバム対応のサウンドと感動的なプレイアビリティを提供します。 — ポップからロック、R&B からヒップホップまで、現代音楽の制作に最適です。


UltraResonance™ テクノロジーの紹介


交感神経による弦の共鳴、または他の弦の演奏に応じて弦の減衰がなく、響板が振動する現象は、多くの場合、バーチャル ピアノのアキレス腱です。独自のモデリングとサンプリング技術を使用して、UA 独自の UltraResonance テクノロジーは、これらの複雑な相互作用を正確に再現し、ノートが互いに溶け合うことを可能にする風通しの良い、進化するハーモニクスのパレットを提供します。UltraResonance™ は、柔らかく抑えられた音から、物憂げで枕のようなニュアンスまで、共鳴とリアリズムの新しい基準を打ち立てます。



完璧に配置されたマイクを簡単にコントロール


Ravel の使いやすいインターフェイスを使用すると、すぐにプロ仕様の録音可能なサウンドが得られるように設計されており、有名なエンジニアである Allen Sides のマイク ロッカーから厳選された 3 組のヴィンテージ マイクを使用して、ピアノのサウンドを作成できます。必要なコントロールのみを備えた Ravel では、紛らわしいメニューで迷うことはありません。Ravel のボリューム、トーン、マイクのクローズ/ルーム スライダーを簡単に微調整して、親しみやすいトーンから豪華なルーム サウンドまで、そしてその間のあらゆるサウンドを実現します。



よりモダンなテクスチャ


ドラマ、サスペンス、またはその他の中心から離れた音色を追加したいですか?Ravel のリバース機能を使用すると、独特の雰囲気のあるピアノ サウンドを簡単に追加できます。ミックス コントロールを使用して、通常のピアノ演奏に微妙なリバース テクスチャを追加したり、あらゆる種類の楽しみのために完全に「後退」させたりできます。「コントロールを再生」して、リアルタイムでパフォーマンスを驚くほど変化させることもできます。

特徴
  • かつてないほど有機的で反応がよく、表現力豊かなソフトウェア ピアノを演奏して録音する
  • 比類のないリアリズム、ダイナミックな感度、および音色特性のためのハーネス UltraResonance™ テクノロジー
  • United Recording の Allen Sides が巧みに配置した、クローズ マイクとルーム マイクを簡単にミックス
  • スリリングなテクスチャーと忘れられない雰囲気を追加できる独自のリバース ピアノ サウンドでトラックをアニメーション化


引用元:Universal Audio

機能紹介

機能は大変シンプルです。基本的に1画面のUIで完結しています。
音色の硬さをコントロールするTONEやダイナミクスレンジをコントロールするDYN、マイクポジションの距離を調整するMICS等、大変シンプル。モデリングに基づいて自動的にこれらのパラメータで音色を調整します。調整しても極端に音が破綻することもないので大変使いやすいですね。(例えば、同じくスペクトルモデリングのSampleson Metapianoはモデリング色が強く極端なパラメータを設定すると音がピアノの音から離れてしまうことがあります。)
独自のモデリングとサンプリング技術を使用しているとのことで純粋なPianoteq 8のようなフィジカルモデリングともまた一味違う音源のようです。(インストールに10GBほどのスペースを要求されます。)
また、マニアックな機能として、サンプルのリバース機能があります。リバースの長さを設定することで、適切な長さで、シネマティックなリバースピアノサウンドを作ることもできます。リアルタイムコントロールも可能なのでかなり実用的、


低音も豊かに響くだけでなく、表現のしづらい高音もしっかりと鳴り、遠くに響かせることができます。


評価


どちらかというとクラシックやスコアリング、シネマティック、オールドジャズといったピアノがある程度距離のあるスタイルに向いているかと思います。(マイク位置を変更することはできるのですが、マイキングのコンセプトがどちらかという少し遠めかなと思われます)
近づけるもののあたかもハンマーの叩く音が聞こえるような目の前に張り付いたような音色よりは遠め。




フィジカルモデリング等のモデリング音源でいうとArturia Piano V3等もありますが、あちらと比較するとRavel Grand Pianoはよりアーティキュレーションのレスポンスに表情が多く生のピアノらしさが出ているかと思います。ソロで聴かせたいときなどにも良さそうです。(純粋な良し悪しではなくピアノの生楽器特有のコントロールのしにくさといった面等、すべてを含めた上でです。Arturia Piano V3はピアノらしい+ミックスの使いやすい音色の両方を満たしている印象があるので個人的には高評価です。また、Arturia Piano V3は様々なモデルが含まれています。)

Arturia Piano V3



Ravel Grand Pianoは弱音がとにかく美しい。速いパッセージも滑らかなレガートでつながり流れるように演奏できます。総じてモデリング系の中ではトップクラスの再現性を担保しているのは間違いないかと思います。一番のメリットとしてはアーティキュレーションのコントロールの豊かさでしょうか。
 モデリング音源から離れて比較すると例えば、トップクラスの再現度で知られる(加えて恐ろしいディスクスペースの要求もありますね)VSLのSynchron Pianoシリーズがありますが、広い空間における空気感の表現といった面ではやはりあちらの方がよりリアルです。しかし、VSL Synchron Pianoは容量が多く、オプションが多い分、アンビエンスのコントロールも手軽とは言えない分やや職人よりで、機動性の面で手軽に使用するというわけにもいかないのでそこは難しいところですね。また、コンサートホール等を念頭に置いたセットアップが多いこともあり、Synchron Pianoはどちらかというと広めです。

アーティキュレーションの表現は流石といったところで細かいパッセージでもそのヴェロシティニュアンスをかなりの精度で再現してくれます。弱音のニュアンスも豊富で、Pianoteq以上に表現に幅が感じられました。サンプルとモデリングのハイブリッド的なアプローチというのが功を奏しているのでしょうか。Reverse機能に関してはユニークで実用的ですし、面白いですが、これだけついているのはやや中途半端と思われるかもしれません。(おそらく商業音楽や映画音楽等の使用を想定しているのかもしれません。オリジナルのエフェクトを追求するといった文脈ではなく、使用頻度の高いあのエフェクトが使えるようにと実用性を踏まえて実装されているのかもしれません。)

また、Pianoteqと比較するとマイキングのオプションにさらに柔軟性があればより良しだと思いますね。総合的に見れば、サンプリングとモデリングの組み合わせによってこれまでリリースされている他の音源でみられるようなそれぞれの強みを上手くいいとこどりできている印象で、バランスの良さがあります。これまでに作られた最も表現力豊かと謳うだけの技術の高さは感じられると思いますね。



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