セガメガドライブサウンドチップをエミュレートした無料のビットクラッシャープラグイン、Inphonik「PCM2612 Retro Decimator Unit」
セガメガドライブサウンドチップをエミュレートした無料のビットクラッシャープラグイン、Inphonik「PCM2612 Retro Decimator Unit」を紹介します。
2021年にリリースされたこの無料プラグイン、Inphonik「PCM2612 Retro Decimator Unit」はセガのメガドライブファーストモデルのサウンドをエミュレートできるビットクラッシャーです。セガジェネシスモデル1のライン出力回路をエミュレートしているとのことで、8ビットのデシメーションができます。
Legacy、Crystal Clearの音色の異なる2種類の出力モードが用意されております。サウンドのリアルさは流石といったところで、普通のビットクラッシャーとは異なるレトロゲームサウンドを再現できます。UIが縦長横長変えられます。珍しく。AAXも対応。
ということでシンプルですが無料とは思えないくらいに使えるプラグインです。
PCM2612 Retro Decimator Unitは、InphonikのRYM2612 Iconic FM Synthesizer(Sega Genesisサウンドチップの表現)用に開発されたのと同じテクノロジーに基づくビットクラッシャーエフェクトです。8ビットデシメーションは、FMシンセのPCM再生機能から継承され、シンプルでコンパクトなエフェクトユニットに詰め込まれています。プラグを差し込んだサウンドに、独特の8ビットのクオンタイズおよびエイリアス効果を与えます。一方では、8ビットの量子化による歪みが追加され、他方では、リサンプリングによるエイリアシングが追加されます。また、PCM2612は、1988年にリリースされたセガジェネシスモデル1のライン出力回路をエミュレートできます。
こちらからダウンロードできます。