製品情報
Panagement は、世界中の何千ものスタジオにその道を見出している空間化ラボでPanagement は、ステレオ トラックに生の力を与えます。Panagement の心臓部であるバイノーラル パンナーとディスタンス パンナーを組み合わせることで、音場内の任意の場所にトラックをすばやく配置できます。リバーブは、初期反射と後期反射を自動的に使用して距離モデリングのリアリズムを高めます。LFO は可能性を広げ、パン、ディスタンス、およびリバーブ後のゲインを変調できるようにします。バイノーラル ディレイは、リバーブをディレイにブレンドする独自の方法を可能にしながら、より空間的な複雑さを可能にします。独自に統合されたディレイ、リバーブ、バイノーラル処理により、Panagement は実用的なテレポーテーションの限界を押し広げます。
Panagementは、ステレオトラックに対して生のパワーを提供します。リバーブ、ディレイ、バイノーラルポジショニングを独自に組み合わせた、曲のサービスを提供する空間化ラボです。あなたがあなたのお金のためにたくさんの価値がある、学びやすく、素晴らしいサウンドのステレオエフェクトスイートを探しているなら、Panagement2は間違いなくあなたのためです。
特徴
- バイノーラルパンナー
- 距離モデリング
- バイノーラルリバーブ
- 幅と傾きのコントロール
- LFO
- 神秘的なPGMT-400チップモッド
機能と使い方
Auburn Sounds「Panagement 2」は独自のバイノーラル処理アルゴリズムで設計されたバイノーラル系の空間エフェクトプラグインでステレオミックスに使用できるプラグイン。要は仮想空間に音像を配置するタイプのパンニングとリバーブ、ディレイなどが付いたプラグインです。Widthで全体的なステレオの広がりを調整できます。シンプルですが、なかなか自然で悪くない。Tiltはシーソーのように高域と低域の周波数のバランスを調整するおなじみのもの。リバーブで低域が厚くなり過ぎたときなど様々な場面でバランス調整ができます。
リバーブとディレイはオプションでバイパススイッチで必要ない場合は切ることもできます。リバーブはアルゴリズミックリバーブで、洞窟、コンサートホールなどいくつかのモードを選択し、リバーブテイルの長さとルームサイズ、そして低音域の調整が可能。シンプルながらも下のリバーブWet量、そしてアーリー、レイトのそれぞれのミックス量も調整が聞くので割と融通が利きます。ディレイは標準的ですが、Diffusionでディレイの複雑さを調整が出来たり、XYパッドでコントロールできるのも便利です。
さてパンニングですが、自由に仮想空間の点を移動させて好きな位置に配置できると大変わかりやすい設計。LFOを使用すると、距離、パンなどいくつかの設定に対し、選択できる波形によるモジュレーションで動かすことが可能。位置系のパラメータは動かすと仮想空間上の点も動いて見やすいです。また、スペクトラルパンニングも用意されています。また、面白いのがPGMT-400チップのエミュレーション機能。これはいくつかのエフェクトスイッチがよういされていてサウンドに独特の歪効果や、チップチューンサウンド、テープ系のワウ、モジュレーションなどを加えられるクレイジーなエフェクト。複合的なエフェクトですので、とりあえず試してみるのが良いと思います。
評価
非常に安価なプラグインですが、思った以上に汎用性も高く非常に自然な空間調整が出来るのでポテンシャルを感じるプラグインです。また、技術面について言及するならばフィルターが穏やかなカーブで設計されており、位相歪みが少ないのも大きいと思います。バイノーラルのパンニングも自然です。特にLFOモジュレーションはサウンドに対し、非常に自然に動きを加えられるという点において他の空間モジュレーションプラグインやバイノーラルプラグインにはなかなかない機能だと思います。アコースティック楽器にもうまく自然にかけられるだけでなく、シンセや電子音に対してはディレイなどの組み合わせによりアグレッシブかつクリエイティブな空間操作が出来るというところも評価できます。LFO波形は選択式で波形によっては複雑なモジュレーションがパラメータの動きとマッチせずに使いにくい動きもありますが、むしろオーソドックスな動きが自然にできるというところに注目した方が良いかもしれません。総じて、使いやすさの中で幅広い空間処理の選択肢が一画面に複数用意されているのでなかなか万能なプラグインだと思いますね。少なくともこの価格帯にしては充実し過ぎたプラグインだと思います。
最安値とセール情報
最安値は9ドルです。
