【Review】Karanyi Sounds「Lofi Keys」レビュー( 8 台の象徴的なエレクトリック ピアノとアナログ シンセを収録したLo-Fiスタジオキーボードコレクション・機能・評価・セール情報と最安値)


【Review】Karanyi Sounds「Lofi Keys」レビュー( 8 台の象徴的なエレクトリック ピアとアナログ シンセを収録したLo-Fiスタジオキーボードコレクション・機能・評価・セール情報)


海外の方からおすすめされたこともあり、少し気になっていたのと安くなっていたので入手してみました。

製品情報

Lofi Keys VST、Mac および Windows 用 AU プラグインは、非常にシンプルなユーザー インターフェイスで音楽制作にクラシックなローファイ サウンドをもたらします。伝説的なエレクトリック ピアノやシンセ クラシックが収録されており、すべてヴィンテージのテープ プレーヤー、カセット、VHS プレーヤーでリサンプリングされています。ローファイ ビートにスムーズで夢のようなテーマを作成したり、スコアに豊かな響きのハイブリッド サウンドスケープを追加したりできます。


居心地の良い空間。レイジーサウンド


Lofi Keys VST インストゥルメントを使用すると、受賞歴のある Blüthner アコースティック ピアノ (Richard Vossgatter の Midiwood より) を含む 8 台の象徴的なエレクトリック ピアノとアナログ シンセに 1 か所でアクセスできます。これらを自由に組み合わせて独自のブレンドを作成し、一連の創造的なエフェクトやノイズ (VHS、テープ、ビニール) で処理することができます。

ビンテージ・スタイル。モダンな雰囲気。


Lofi Keys で本当に感動的なサウンドを作成しましょう! 2 つのサウンド スロットで 40 種類の音源から選択できます。5 つの異なるテープ、VHS、ビニール ノイズ レイヤーでタッチを追加し、テープのワウを制御し、その他の非常に直感的なコントロールで全体のサウンドを形成します。

瞬時のサウンドバリエーション


指一本で印象的なサウンドを奏でます。「スマート ランダム」コントロールを使用すると、ワンクリックでエキサイティングで新鮮な新しいサウンドを作成できます。

3つの優れたエフェクトユニット


Lofi Keys には、望ましいローファイの雰囲気をもたらす 3 つの素晴らしいエフェクト ユニットが付属しています。Dimension は有名な Vapor Keys シリーズのビンテージ コーラス モジュール、Technocolor は新しく設計されたエキサイター、Poly Space は Karanyi Sounds のベストセラー リバーブ FX モジュールです。これらのモジュールには、すぐに本格的なサウンドを実現する 30 を超えるさまざまなエフェクト アルゴリズムが含まれています。

特徴
  • 40以上のファクトリー&アーティストプリセット
  • 伝説的な楽器のスタジオグレードのサウンド
  • ブレンド用の2つのサウンドレイヤー
  • 以下を含む合理化されたコントロールのセット (すべて MIDI 学習可能):
  • ボリュームADSR
  • サウンドレイヤーコントロール: ボリューム、微調整、オクターブ、トーンEQ
  • 色付けのためのさまざまなノイズ: VHS、テープ、ビニール
  • モジュレーター: トレモロ; おお
  • メインゲイン
  • エフェクトラックには以下が含まれます:
  • Vapor Dimension – Vapor Keys によるコーラスエフェクトのバリエーション
  • Technocolor – 高度なキャラクター形成のためにこの楽器のためにカスタムメイドされた Exciter FX
  • Poly Space – 豊かで非現実的な空間に人気のリバーブ FX
  • 簡単にダイヤルインできるエフェクトのプリセット
  • よりスムーズなミックスを実現するドライ/ウェットノブ
  • 各エフェクトのイン/アウトゲイン
  • 以下を含むスマート ランダマイザー テクノロジー:
  • ランダムな楽器ソース (モジュール)
  • ランダムサウンドコントロール(ADSR、モジュレーターなど)
  • ランダムエフェクト (3 つの FX モジュールすべてを個別に)
  • サプライズ (スマートランダムオール)
その他詳しい製品情報はこちらを参照してみてください。

機能紹介・使い方

Karanyi Sounds「Lofi Keys」は Blüthner アコースティック ピアノなど様々なキーボード、エレクトリックピアノ、シンセサイザー8台をサンプリングし、素材としたLofiに特化したキーボードコレクション音源。サンプルベースで圧縮時は1GBほどの容量になります。

仕組みとしてゃSoundセクションにて、エレクトリックピアノやシンセの音色サウンドを選択し、ロードします。モデルが明かされていないものもありますがモジュラーシンセやPianet、Juno106やDXシリーズなどを収録したと思われる名前の音色プリセットも用意されています。

2スロット用意されているので、異なるサウンドを組み合わせることが可能。ボリューム、トーンコントロールピッチの他、オクターブの移調を瞬時に行うボタンが用意されています。ShapeではサウンドのADSRを調整可能。



ノイズオシレータセクションではカセットやVHSといったLo-Fiには欠かせない様々なノイズを加える機能がなかなか面白い効果を生み、サウンドにVHS風、カセットのバリエーションのある(例えばVHSの場合2種類用意されています)ノイズを付与することが可能です。モジュレーション機能としてはシンプルでトレモロとWOW効果が用意されています。これは2つの音色に対して一括して処理されるようです。
そして製品にもなっている(同等ではなく、このバーチャルインストゥルメントに最適化されてカスタムメイドされているものもあるようです。)3種類のエフェクトが搭載されているのが特徴。Vapor Dimension はVapor Keys由来のコーラスエフェクトです。
Technocolorは高度なキャラクター形成のためにこの楽器のためにカスタムメイドされた Exciter FXということです。テープからサンプラー、ラジオ、サチュレーションの他、Bass Maker等カスタムエフェクトが用意されています。


Poly Spaceは空間系ですが、UJAMを思わせるようなエフェクトチェーン構築済みの完成されたエフェクトから選択可能。筆者としてはPoly Spaceの空間エフェクトのバリエーションが繊細な違いもありかつ豊富で一層音色のバリエーションを担保できるようになっているように感じます。
それぞれのエフェクトはIn Outの他、FXのDry/Wetコントロールが可能となっています。

ランダマイズ機能も搭載されており、サウンドのパラメータランダマイズとそれぞれのエフェクトごとのパラメータのランダマイズ、そして一括のランダマイズと用意されています。


評価

Lo-Fiとありますが、エフェクトがLo-Fiに最適化されているだけでなく音色もLo-Fiに合うような音色が用意されているのでSynthwaveやレトロスタイルのサウンドがすぐ作れる容易に設計されています。楽器がシンセやPianet等バラエティに富んでいるものあり、思ったよりも音のカスタマイズは効きます。また、デュアルレイヤーになっているので、微調整も効くというところも良いところ。そして、アーティストプリセットも力が入っているものが多くそのまま使いたいような完成されたものも多い印象があります。そのため、まず一つのポイントとしてそのまま設定をいじらないで音色を使ったとしても良さが感じられるプリセットのクオリティとセンスがありますね。あまり設定をいじらない人にとってもなかなか魅力的かもしれません。
そしてこの音源の最大のポイントとしては製品にもなっているエフェクトに基づくエフェクターが大変充実しているので、音色の作り込みの幅が広く、サンプル素材自体はオーソドックスですが、これらのエフェクトの組み合わせによって割と繊細に好みのLo-Fiサウンドにカスタマイズできる点は見逃せないといえます。エフェクトのおかげもあり、サウンドはむしろインパクトがあり積極性のあるモダンなLo-Fiスタイルにまで守備範囲を拡張しています。
一方で、エフェクタープリセットや音色、エフェクトの選択がプルダウン形式なのが若干見ずらい気がしますので、そこは改善の余地があるかもしれません。(データベース式にしてもらえるとうれしいものです。若干負荷が大幅にかかった状態でエフェクトをリアルタイムで切り替えるとクラッシュしやすい気がするのですがこれは相性等もあるのでしょうか。)
総じて、筆者はどちらかというと個別の実機モデルのエミュレーションプラグインに関心が強い方ではありますが、この製品はプリセットのクオリティと既に作りこまれたエフェクトの完成度とバリエーションの多さもあり、さほどサンプルベース特有の制約を感じさせず、エフェクトの豊富な組み合わせもあり、即戦力でありながらもクリエイター目線で設計されていて、イメージを具現化しやすく単なるインスタントではないLo-Fiのお供として手元に置いても十分活躍できそうなツールとしての感触がある点において一定の評価ができると思いました。

セール情報・最安値

最安値は24ドルになっています。

この記事が気に入ったらフォローしてね!