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【Review】Mntra Instruments「Galactron」レビュー(FM合成、デジタルシンセサウンドのヴァーチャルインストルメント・使い方・無料音源についての補足)

2024年4月8日月曜日

DTM製品レビュー

Mntra Instruments「Galactron」レビュー(デジタルシンセサウンドのヴァーチャルインストルメント)

メーカー情報

Galactron は、デジタル合成の初期の探求を深く掘り下げたものです。鮮明な 12 ビット FM 合成、ザラザラしたフェーズ ディストーション合成、そして 80 年代の豊かなデジタル制御アナログを体験してください。強力なサウンド彫刻エンジン MNDALA 2 の助けを借りて、私たちが長年親しんできたこれらのシンセサイザーのサウンドは、カラフルで大胆に異なる万華鏡のような新しい作品へと拡張されました。

独自のエンジン
VST/AUプラグインが含まれています。追加のソフトウェアは必要ありません。

3軸ユニバーサルコントロール
すべてのプラグイン インスタンスに対してお気に入りのコントローラーを 1 回マップするだけです。

直感的なパフォーマンスGUI
カスタム アニメーション主導のパフォーマンス インターフェイスとマウス ホバー インタラクション。

業界をリードするオーディオ品質
384khz/32ビット拡張超音波範囲サンプルソース


ギャラクトロンの物語
Galactron は、FM 合成の爆発、大胆なステレオの動き、巨大なリバーブ、アンビエンス パッドからインスピレーションを得た、ネオサイケデリックな美学を思い出させる電子サウンドの集合体です。私たちが長年愛用してきたシンセサイザーのサウンドは、サンプリングエンジンMNDALA 2を通じて、常にカラフルで常に異なる万華鏡のような新たな創造物へと成長しました。

Galactron は、キー、パッド、異世界の雰囲気に対するレトロモダンなアプローチで、増え続ける楽器のコレクションを補完します。80 年代のデジタル (またはデジタル制御) シンセサイザーのコレクションをサンプリングすることで、これらのすでに特徴的なサウンドは、MNDALA 2 のエフェクトとモジュレーションの深いサウンド形成ネットワーク内で次のレベルに引き上げられます。3 軸 (XYZ) グローバル コントロールを通じて、これらのサウンドは、演奏するにつれて変化し、息づかいがあり、以前は考えられなかった方法で命を吹き込まれます。

中には何があるの?
キー

  • E-Piano Cheesy 80 年代の FM ピアノ。
  • Crystal Pluck Lofi クリスタルのマリンバのような爪弾き。
  • String Thing明るいチェンバロのような長い爪弾き。
  • Scorched Keysバジーな FM 文字列のようなキー。
  • Dusty Bells Lofi 金属歯は経年劣化が見られます。
  • マリンバフォニック ローファイエイリアシングを備えた合成木製マレットサウンド
  • メンブレンクリック感のあるトランジェントを備えた合成メンブレン。
  • Bellish Noisey FM ベル。
  • Dreamer Keys騒々しいレトロなアナログ キー。
  • Reverserベースを真鍮のキーにスライドさせます。
  • アナログ チェンバロ合成ハンマー弦。
 ベース
  • Jetson Bass厚みのあるフェーズディストーションベース。高くても低くてもプレーします。
  • Swoop Bass サブオクターブテールを持つスケルキーなアシッドベース。
  • サブマリン80年代の雰囲気を漂わせる重低音。
  • Short Sub短くまろやかなサブベース。
  • Burnt Bass厚く汚い低音。
Stub
Brass Pluck ノイズの多い減衰を伴う短い金管のような爪弾き
ブライト・スタブ鋭い真鍮のようなスタブ。
 鉛
レーザーピアスFMリード。
Astro Lead明るく賑やかなリード。
 パッド
  • Mothership Organ柔らかいオクターブハーモニクスを備えたブラスのパッドです。 
  • Digi Padデジタルアーティファクトを備えたソフトパッド。
  • Brass PadブラッシーなFMパッド。
  • 進化する音色を持つReedy Woodwind ライクなシンセ。
  • ネオンブライトのノスタルジックなパッド。
  • 動きの多いエアフローティングのバジーパッド。
  • ミックスを切り抜ける高音のバイトを備えた中空のPhasey ハーモニック パッド。
  • 不安定なオルガンワーブリーのホームオルガン。
  • Angelo Lofi のまろやかなミッドレンジパッド。
  • Atomic Massive コーラスパッド。
  • Voyagerパーカッシブなトランジェントを備えたウォームパッド。
  • ET Fluteデジタル劣化のタッチを加えた、柔らかく純粋なフルートサウンド。
  • スターロストウォームVHSパッド。
  • フランジ付きのフランジ付きバジーパッド。
  • Lush Pad大きくて豪華なアナログパッド。
  • Rover Bright うねりのあるアナログパッド。
  • Pulsarブライトパルスアナログパッド。
  • Mellow Padローキーで温かみのあるアナログパッド。
  • ソナー低調波を含む高いパルス音。
  • 弾きパッドアナログを柔らかいパッドに弾きます。
引用元:Galactron

機能紹介

何やら怪しい雰囲気が漂うUIですがX、Y、Zという3つ軸を持ったマクロパラメータコントロールが用意されています。画面の空や人等を動かすことでパラメータを動かすことで画面がアニメーションのように動きマクロコントロールができるというなかなかユニークな設計。=マーク、▲マーク、●マークで管理されています。ほっとすることにこれらのパラメータはMIDI CCに割り当てられるのでMIDI Learnで割り当てることで全てのパラメータをリアルタイムコントロールできるようになっています。実用性を考えるとこちらですかね。(そうはいうものの画面をいじるのは楽しいです。)


Mntra Instruments「Galactron」はMNDALA 2という無料のプラグイン上で起動します。リリースされているライブラリがこちらで一括管理されており、他のライブラリに切り替えられます。(このライブラリの管理方法はUJAM のU Synthシリーズを思わせます。)

Mntra Instruments「Galactron」には6トラックが用意されており、それぞれのトラックに音色をロードすることができます。それぞれゲインとパンが用意されているわけですが、面白いことにそれぞれのプリセットが用意されています。▲と=マークはまさにメイン画面で表示されていたマクロコントロールで、モジュレーションカーブをそれぞれ設定できるように泣ています。



サンプラーページではそれぞれのトラックに対して個別のエフェクトやサンプラー設定をすることができるようになっています。このようにエフェクトも通常いがいのエフェクトが用意されています。


全てのトラックで異なる設定をすることができるのは、かなりの機能の拡大の可能性とも言え、作り込むことで自在に音のコントロールをすることができます。
それぞれのエフェクトモジュールには下部に上述の3種類のアイコンが用意されています。こちらを選択し、それぞれ、

3種類のマクロコントロールににわりあてられるだけでなく、LFOシェイプを自在に描きモジュレーションを行うこともできます。エフェクトモジュールLFO画面右下の拡大ボタンを押すと、しっかり拡大してくれるのでカーブもなかなか書きやすくなっています。


ステップシーケンサーではピッチとベロシティ、長さという3つのパラメータに対してシーケンサーを走らせることができます。128ステップまで作れます。そのため、狂気のようなサウンドデザインまで可能です。それぞれのシーケンスレーンに用意されているさいころマークのランダマイズも地味に便利。

グローバルFXでは全体的なマスターエフェクトを設定することができます。こちらはトラックごとではなく、全体にかかるエフェクト。こちらもマクロを組むことができるようになっています。




まとめ

筆者も完全のUIでさほどフォーカスをしていなかったメーカーでもあったのですが、思った以上に強力で大分衝撃を受けています。Mntra Instruments「Galactron」に収録されている単体の音色自体は素材といった意味もあり、48khrz24bit 7 GB インストール、セットアップ13 GBとあるようになかなかの音質となっておりますが、オリジナルのデジタルシンセから素材として録られているので当たり前ともいえますが割とオーソドックスともいえます。そのため、通常のFMシンセとして使うのはほとんどメリットはなく(わざわざこれを選択する必然性がありません)適していません。そうではなく、デジタルシンセのサウンドをあくまで素材として魔改造するのがこのヴァーチャルインストルメントのもっとも意図されているところです。そのため、どちらかというとより面白い動きができるスケールの大きいサウンドデザインや電子音楽、尖ったダンスミュージック向けのライブラリです。
エンジンが非常に多機能であるため、非常に複雑なサウンドデザインができるようになっています。煩わしさは全く感じられず、非常に合理的に設計されているので、シンセになれていない人でも意外に直感的に操作できるのが特徴。ある程度知識があれば、すぐに操作が感覚的にわかるようになるはずです。記号やマークがついているので親しみやすさがあります。また、Mntra InstrumentsはUIにみてわかるようにプリミティブや原始といったスタイルでライブラリが作られることが多い中でデジタルシンセという比較的汎用性の高い題材が使用されているのも評価のポイントといえるでしょう。

おまけ・Mntra Instrumentsの無料製品情報


同じ、MNDRA 2で起動できるRasaというライブラリが無料配布されており、無料で使用できるようになっています。こちらは非常にシンプルなサウンドですが、同様のエンジンでエディットできるようになっているので、お試しにはちょうど良いですね。こちらからダウンロードできます。





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