【Review】AudioThing「Valves」レビュー(真空管オーバードライブエフェクトプラグイン・使い方・最安値とセール情報)

大分前に持っていたものの入手していたことを忘れていたので、入れてみました。

製品情報

Valves は、マルチモード レゾナント フィルターとキャビネット/EQ セクションを備えたビンテージ バルブ エミュレーション プラグインです。バルブセクションはクラシックなヴィンテージチューブをモデルにしており、グリットとカスタムゲインコントロールが追加されています。フィルターセクションは、ローパス、ハイパス、バンドパス、ノッチモードを備えた古典的なラダーフィルター (2 ポールまたは 4 ポール) をモデルにしています。キャビネット/EQセクションには、クラシックなベースおよびトレブルEQコントロールを備えたモデル化されたキャビネットが含まれています。


最大 16 倍のオーバーサンプリングを備えた Valve を使用して、トラックに本物のチューブのキャラクターを追加できます。内蔵のキャビネット/EQ セクションを使用して、数種類のギターアンプをエミュレートし、オーバードライブサウンドをさらに形作ることができます。状態変数フィルターには、LowPass、HighPass、BandPass、および Notch モードがあります。バルブの前または後に使用できます。

特徴
  • チューブオーバードライブ
  • 低音および高音EQを備えた8つのキャビネット
  • 状態変数フィルター: LP、HP、BP、およびノッチ (2 または 4 極)
  • 16x オーバーサンプル
  • 35のプリセット
  • サイズ変更可能なウィンドウ
  • ランダマイザー付きプリセットシステム
引用元:Valves

機能紹介

AudioThing「Valves」はヴィンテージチューブオーバードライブ回路をエミュレートしたエフェクトプラグイン。画面は一画面に収まっています。VALVEは真空管についてのパラメータ。三極管と五極管の種類を選択、ドライブはドライブ量。バイアスは真空管にかかる負荷をコントロールできる機能です。オーディオソースの周波数成分によって若干変化と聴こえ方は異なったりするようですが、ざっくり見ると三極管の方が全体的に低音が強調されている印象。この2種類は大きく音が異なります。アンプの出力管にかかるバイアスを大きくし、アンプに大きく負荷をかけることで、より暖かみのあるでソフトなサウンドになり、歪みも生じやすくなります。バイアスを低くすると、ヘッドルームが増えパンチのあるサウンドになりますが歪みがピーキーなサウンドになるという特徴もあります。トーンはローパスフィルターのカットオフ。フィルターはローパス、ハイパス、バンドパス、ノッチのそれぞれ2pole、4poleが用意されています。(Poleとはカットオフ周波数の崖のようになっている切り口の勾配を決めるパラメータ、2Poleで一オクターブ進むごとに-12dB下がる傾斜-12dB/oct、4Poleで-24dB/octと、次第に勾配が急になっていきます。また、Pre Postスイッチにより、真空管の前かあるいは後に処理をするのか選ぶことができるようになっています。



 キャビネットではさまざまなギターアンプのモデリングが用意されていてそれらから選択することができます。公表されているわけではないようですが、UIから推測するに恐らくモデルがありそうです。


まとめ

バイアスコントロールが非常に微妙な変化をもたらすため、微調整が思いのほかできます。どちらかというとほんわかと暖かみを加えるというよりも音をパリッとさせるのに向いています。一方で、ギターサウンドを作る際にも非常に適性があるように思います。様々なキャビネットの選択肢があるので、音のバリエーションがシンプルなUIとは思えないほどにはあり、レゾナンスを操作することで音に非常にクリスピーなサウンドを作るのに向いています。シンセやサウンドをブリブリとしたサウンドに加工し、張りを持たせたいときにも重宝します。アナログ系のサウンドをより立体的にぶりっとさせたい時など。フィルターを使わないと結構耳障りなレベルで音がぶりっと加工されるので、アグレッシブな音作りには喜ばれそうで適性もありそうです。キャビネットの選択によってはディストーション系のサウンドもできますが、特に個性的というわけでもなさそうなのでこれは他のプラグインに任せた方が良いでしょう。総じて画面はシンプルですが、思った以上にいろいろなことができるプラグインだと思います。


最安値とセール情報

最安値は9ドルです。