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【Review】Toontrack「EZkeys 2」レビュー(ピアノ音源、バージョン2の新機能、評価等)

2023年11月5日日曜日

DTM製品レビュー

Toontrack「EZkeys 2」レビュー(ピアノ音源、バージョン2の新機能、評価等)



初のメジャーアップデートということで気が付いたら秒でアップグレードしていました。

追記:EZkeys 2リリース後初の拡張音源がリリースされました。

メーカー情報

バージョン 2 では、EZkeys が完全に改良され、リニューアルされました。Bandmateなどのエキサイティングな機能を活用して、ギターやベースのリフに合ったピアノのグルーヴを簡単に見つけてください。Tap2Findを使用してリズムをタップすると、EZkeys 2 が最適な一致をリストします。オンボードのグリッド エディターでアイデアを最初から書き込むことができます。直感的にレイアウトされた MIDI ライブラリーでグルーブを参照して試聴できます。基本的なグルーヴが固まったら、プレイ スタイルの編集機能を使用して、音楽的に完璧な意味を持つリアルタイムの変更を加えることができます。EZkeys 2は単なるソフトウェアではなく、作曲ツール、編曲ツール、そしてインスピレーションや新しい音楽アイデアのための創造的なハブです。

 


 さらに、EZkeys 2 には、独自のまたは提案されたピアノ演奏を個別に編集およびアレンジするためのほぼ無尽蔵の可能性と機能が備わっています。もちろん、EZkeys 2には、非常に慎重にサンプリングされた素晴らしいサウンドのグランドピアノの完全オリジナルのコアサウンドライブラリが含まれています。これは、EZkeys 2の特別な要件、最大限の音色の柔軟性、非常に微妙で表現力豊かな演奏のために特別に録音されました。これらすべての機能により、EZkeys 2 は、曲の本格的で印象的なピアノ伴奏を作成するための完璧な作曲パートナーになります。EZkeys 2 は明らかに単なるピアノ ソフトウェアではありません。創造的で強力な作曲ツール、柔軟なアレンジャー、素晴らしいサウンドの仮想ピアノ楽器、そして何よりも自分の曲のアイデアに取り組むためのインスピレーションを与えるアイデア ジェネレーターです。

コアライブラリの特徴






イタリア・サチーレにあるFazioli社※の工場から出荷される楽器は、最長で3年の歳月をかけて作られ、職人技とディテールに究極のこだわりが込められています。『EZ KEYS 2』で試奏した「F212」は、中型の楽器で、大型のコンサートグランドに比べると、ややソフトな音色を奏でます。全体的にバランスの取れたレスポンスの良い音色で、轟くようなパンチから羽のような軽やかさまで、あらゆる表現が可能なダイナミックレンジを備えています。そのため、幅広い曲作りやレコーディングスタジオでの使用に最適な楽器です。





サウンドの特徴

  • 丁寧に捉えた Fazioli* F212 グランドピアノ。
  • スウェーデン、ストックホルムの「Riksmixningsverket Studio」でレコーディング。
  • 約4GBに及ぶのマルチサンプリング・サウンドを収録。
  • Neve* 8068 64ch コンソールを使用してレコーディング。
  • ハンマーと弦にスポットマイクを使用して収録。
  • オーバーヘッドと2つのセカンダリ・ルーム・アンビエンス。
  • ハンマーリリースとペダルのノイズを調整可能。
  • ペダル: Sustain、Una Corda(ソフトペダル)、Sostenuto。
  • MIDIコントローラーのベロシティ・レスポンスを調整可能
  • THE MICS & THE ROOM.
  • 『EZ KEYS 2』のコアライブラリのインストゥルメントをマイキングし、さまざまなプリセットで使用できる幅広いオプション、トーン、アンビエンスを提供します。



SPOT MICS.

  • Hammers: 打撃感と音色のインパクトを捉えるために、Thuresson*のCM402s大型ダイヤフラムマイクロフォンのステレオペアを、ハンマーメカニズムの真上に配置しました。これにより、楽器本来のボディを非常に自然かつ詳細に表現することができます。
  • Strings: ピアノの膨大なサスティーンとレゾナンスを捉えるために、Royer*のR-121リボンマイクのステレオペアを弦の上に配置しました。このマイクは、ハンマーのアタックに比べ、暖かくアンビエントなアタックを生み出しますが、若干発音が弱くなっています。


AMBIENCES.

  • Piano player (overhead): ピアノの前に座っているような自然な音色を再現するために、DeGeer* Manibusのラージダイヤフラム・チューブ・マイクロフォンを2本、奏者の肩の上に向けるように配置しました。このマイクロフォンは、透明度が高く、ピアノの自然な雰囲気をダイレクトに捉えることができるため、選ばれました。
  • Room ambience: AKG* C24 ステレオラージ・ダイヤフラム・マイクロフォンをピアノの横の高い位置に設置し、部屋の自然な残響を捉えます。クラシックピアノの録音でよく使われるマイクテクニックです。
  • Window reflection ambience: より狭い周波数帯域と、より遠くの雰囲気を捉えるために、Neumann*のKM84スモールダイアフラム・コンデンサーマイクをコントロールルームの窓に向けて設置し、硬い表面のガラスから跳ね返ってくる拡散を拾いました。スポットマイクと組み合わせることで、新たな奥行きを表現しています。


特徴
  • 創造的でインスピレーションを与え、簡単に曲作りを実現する統合サウンドと MIDI ライブラリを備えた仮想サンプル ピアノ インストゥルメント
  • Fazioli Z212 グランドピアノの完全に作り直された統合コアサウンドライブラリは、多くのダイレクトマイクとルームマイクで精巧かつ慎重にサンプリングされました。
  • スウェーデン、ストックホルムの Riksmixningsverket Studio (RMV) で Neve 8068 コンソールを使用して録音
  • ハンマーや弦のダイレクトマイキング
  • ハンマー音とペダル音を個別に調整可能
  • ペダル選択: サステイン、ウナ・コルダ (ソフト・ペダル)、ソステヌート
  • MIDIによるキーボードのベロシティのレスポンスを快適に調整可能
  • 極めて本格的な演奏感を実現する、トーンの優れたダイナミックレスポンス
  • 共鳴する弦の自然な共鳴を独自の実物サンプルにより再現
  • 完全にカスタマイズ可能なユーザーインターフェイス
  • EZdrummer と EZbass のような統一されたルック/フィール
  • Bandmate: EZkeys 2 は、インポートした MIDI/オーディオ ファイルに基づいて適切なピアノ伴奏を独自に提案します。
  • タイミングを改善するためのインテリジェントなヒューマナイズ機能を備えた統合グリッド エディターと、スケール/コードに対するメロディーの自動検出と調整
  • Tap-2-Find: EZkeys 2 は、カスタムのリズム プリセットに基づいて適切なピアノ伴奏を独自に提案します。
  • さまざまなスタイルでミックス対応のピアノサウンドを実現するさまざまなエフェクトを備えた、利用可能なミキサープリセットの豊富なセレクション
  • 標準、エフェクト、パッドの 3 つのカテゴリからなるプリセットの豊富な選択
  • すべてのプリセットとそのFXおよびパッド部分はユーザーが自由に編集できます
  • 外部エフェクトを使用してさらに処理できるように、個々のマイクを DAW にマルチアウトルーティング
  • 完全に更新された非常に広範な MIDI ライブラリには、あらゆる音楽ジャンルの個別に記録された約 1,400 のピアノ パターンと演奏テクニックが含まれています
  • さまざまなテンポ/ビートの曲と、イントロ、ヴァース、プリコーラス、コーラス、ブリッジなどの曲のパートに分けられた MIDI ライブラリ (ストレートおよびスウィング感)

引用元:EZKeys 2


EZKeys 2の新機能



Toontrack「EZkeys 2」には大きく分けて以下の点が追加・変更されています。

  • 完全にサイズ変更可能でスケーラブルなインターフェース
  • Bandmate: 自分のオーディオまたは MIDI に基づいてコードとグルーブを取得します
  • ヒューマナイゼーション、スケールマッチング、タイミング機能などを備えたオンボードグリッドエディター
  • Tap2Find: 入力したリズムとノートに基づいてグルーブを取得します
  • 幅広いマイクとアンビエンスを使用して録音されたまったく新しいグランドピアノ
  • 幅広いスタイルとサウンドに対応したミックス対応のプリセット
  • さまざまな演奏スタイルや音楽ジャンルをカバーするまったく新しい MIDI ライブラリ
  • 新しいビジネス モデル: ソフトウェアにはコア サウンド ライブラリが含まれています
Toontrack「EZkeys 2」ではシリーズライブラリごとの販売を止め、EZkeys 2という一つのソフトウェア/プラグインに他の音源を拡張音源として追加するという方式に変わりました。EZkeys 2にはFazioli Z212グランドピアノ音源のコアライブラリが用意されています(新規収録された新しい音源です)。このシステムは、音色を瞬時に切り替えられるという強力なメリットともいえます。

UIのサイズ変更は地味にうれしいアップデートといえるかもしれません。特に強化されたのはAIに基づくライブラリのデータベースサーチ機能。

MIDIライブラリも一新され大幅強化。



まったく新しい EZkeys 2 コア MIDI ライブラリは、幅広いスタイルやジャンルに対応する包括的な MIDI コレクションを提供します。インスタントなインスピレーションが必要ですか? 閲覧してください!

聞く
  • 1,350 を超える個別に再生された MIDI ファイル
  • プロのピアノ奏者による演奏
  • リフ、アルペジオ、オスティナート用の個別フォルダー
  • スタイル/ジャンルには、バラード、ポップ、ロック、ヒップホップ、ジャズなどが含まれます
  • 3/4、4/4、6/8 などのストレートおよび/またはスイングの感触
  • ソングパートの分類

機能紹介

メインUI。チューニングの他、トーンをEQで調整できたり、リバーブ、ハンマーノイズ、ペダルノイズのミックスノブが用意されています。マイクポジションの設定はなさそうです。


ヴァージョン1でもおなじみ EZ Keysの代名詞ともいえるソングトラックですが、こちらが大幅に強化されています。セクションごとに(Intro, Verse, Chorus etc..)コード進行を作り、それに対応するMIDIパターンをロードすることでフレーズが作れるようになっているのですが(五度圏で表示)、


ジャンルごとや和声リズムのスピードを選択して、それぞれのコードのリハーモナイズの提案をしてくれます。+ボタンでコード進行を追加できます。ジャンルごとというのが実用的で良いですね。


その後作成したコードに対するフレーズパターンをライブラリから探すことになります。
そして、ここからがEZkeys 2の本領発揮というところで強化された新機能がいくつもあります。
まず、Tap2Find機能。これはリズムをタップすることでそのリズムパターンに適合するMIDIフレーズを検索してくれる機能。こんな感じのノリのバッキングが欲しいんだよなあという時にそれが探せてしまうという非常に便利な機能です。

また、MIDIやオーディオをロードすることでそれに類似したMIDIフレーズパターンをライブラリから検索できてしまうという強力な機能も搭載。このようにフレーズライブラリはリズムや拍、ジャンル等でデータベース化されており、検索結果はマッチング率をパーセントで表示してくれるという徹底ぶり。ジャンルごとにソートをかけて探すこともできます。筆者が感動したのはマッチするものがない場合きちんと該当なしと表示してくれます。似てないものが検索に引っかかるのは不都合なこともあるわけでこれは割り切ってて良いですよね。




これらのフレーズはソフト上でノートの修正をすることも可能になっています。DAW上にエクスポートももちろん可能。


また、コアライブラリはピアノの3種類のペダルであるダンパー、ソステヌート、ソフトペダルのMIDI入力もソフト上でペダル設定できるのもかなり便利な機能といえますね。ヒューマナイズ機能等も用意されています。



極めつけはBandmate機能。これはバッキングやアレンジ等を想定した機能だと思われますが、コードやドラム、EZbass Groove等のオーディオやMIDIファイルをロードすることによって、


それに適したMIDIフレーズをライブラリから検索してくれるという大変便利な機能。
ジャンルの中にクラシックカテゴリーがなかったので試しに名曲を入れてみました。流石に検索にかからないかと思ったらジャンルによっては検索に引っかかりました。ロードしたデータのコード進行に基づきぴったりなフレーズを選べるわけです。オリジナルのロードしたものと生成したもののミックス量を調整できるようにもなっています。これは大変面白い発想です。ジャンルの垣根を超えたり自由自在で、これはアレンジにも使用できそうですよね。オクターブの移行、スイング、ベロシティだけなくなんとアレンジのノートの密度まで注文が付けられます。



拡張ライブラリも右上のプルダウンで切り替え可能。音色だけを瞬時に切り替えられるのは結構便利です。(コアライブラリはロードに少々時間がかかります)

まとめ・評価


ヴァージョン 2になって、作曲支援機能が大幅に強化されたといえます。コアライブラリの新しく追加されたFazioliグランドピアノの音源もなかなかよい楽器ですが、作曲支援の充実度と衝撃に比べれば、大御所系のピアノ音源を使用している人にとってはもはやマイナーチェンジにみえるかもしれません。(総容量約4GBほどなので流石にVienna Symphonic Library Synchron Piano等と比較できるほどではありません)サウンドエディット機能は迷う要素が排除され、必要不可欠なものだけ絞ってパラメータが簡素化されているので、使いやすいとは思います。
今回拡張された機能のなかでもMIDIやオーディオをロードしてそれに近いフレーズパターンやぴったりマッチするパターンを瞬時に探せるのは大変便利。好きな曲のコード進行を参考にすることもできるかもしれませんね。こうした機能のため、コードに自信がない人でも使いやすくなっていますが、コードを熟知している人はさらに利便性を感じることでしょう。
EZkeys というとピアノが弾けなくても使用できるというイメージがありますが、ここまで機能が追加されてくると、ピアノが弾ける人にとっても作曲のインスピレーションだけでなく、自分の手持ちのMIDIライブラリの活用等制作ツールとして非常に有用性のあるものになったといえます。作曲ツールとしてみるとScalerやW.A ProductionのMIDIツール等様々な特化したメーカーによる製品がありますが、筆者の知る限りではその中でもライブラリの充実度やデータベース性の観点、機能の守備範囲からトップクラスに位置する機能性を備えたといえます。これらの機能を求めるならば、既存のEZkeysユーザーはアップデートをするのも選択肢に入るかと思います。

音色はあくまで仮のように使用して、曲の構想を練り、MIDIをエクスポートして手持ちのお気に入りの音源にDAW上で鳴らしてもらうといった使い方も十分考えられるでしょう。



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