【Review】Big Werks「The Morpheus」レビュー(Kontaktライブラリ、使い勝手など)



【Review】Big Werk「The Morpheus」レビュー(Kontaktライブラリ、使い勝手など)

メーカー情報


あなたは常に最新かつ最高の最先端のサウンドを探していますか?では「モーフィアス」エクスクルーシブ・オーディオは、ユニークかつ瞬時に火花を創造するあなたを刺激し、助けを新たな高みにあなたの作品を取るためにゼロからの音をデザイン!9GBを超えるコンテンツから選択できる膨大な量のテクスチャを備えた、提供されている膨大な量の素材は驚異的です。内蔵のエフェクトとコントロールを使用することで、これらのサウンドを簡単に操作およびカスタマイズして、無限の音の可能性を提供できます。
特徴
  • 350以上の演奏可能なマルチサンプル楽器:エピックギター、ドラマティックストリングス、ラッシュモーフィングパッド、ダークピアノ&キー、モンスターベースなど!
  • カスタムビルドのユーザーインターフェイス–必要なすべてのコントロールが目の前にあります。
  • 強力な16ステップのビルトインアルペジエーターシーケンサー。
  • 大きな選択性の高い柔軟なFX:を含む遅延、クリーマー、キャビネット、フランジャー、コーラス、フェイザー、EQ、各種フィルタと変調制御。
  • 理想的なスペースを見つけましょう– 20個のカスタムインパルス応答が含まれています!


機能紹介

ストリングス、ダークピアノやキーボード、ベース、ドローン、ボーカル、808、クワイア、ベル、ヒット、プラック等、容量が多いだけあり、網羅的に音色が用意されています。
どちらかというとシネマティックやウェットなサウンドが多い印象があります。生楽器系とシンセ系がバランスよくそろっています。

UIにみられるようにエフェクトは通常のものと共通しているものが多いですが、キャビネットを選択できるようになっているのが一つのポイント。20 のインパルスレスポンスデータが用意されています。


アルペジエータも用意されています。使い方は通常と同様です。ピアノロール形式になっているので使いやすい。ちなみにプリセットも用意されているだけでなく、アルペジエータのパターンを保存して呼び出すこともできるので結構うれしい。ノートのデュレーションは下のゲージで操作するのでポチポチフレーズを作れるのが便利。概してアルペジエータはこのライブラリの一つの便利な機能です。




評価

映画音楽にも適しているとのことですが、映画音楽としてみると若干聞きなれている感がありインパクトに欠けるかもしれません。よくあるタイプのシネマティックトレーラーを作成する上では便利かもしれませんが、それならば、他の音源もありそう。アンビエントにも。EDMでもダークなテイストには合うかもしれません。

トラップやヒップホップには最適だと思います。ヴォーカル等も含まれているので、RnBにもぴったり。ともかく、ウェットなサウンドのジャンルにピッタリです。割とスタンダードな音色が多いのですが、若干クワイア、ストリングスな等壮大なシネマティックに偏っているので通常のヒップホップ系音源に少ないアコースティックなテイスト補完してくれそうです。また、デフォルトのアルペジオパターンがあるのでフレーズを作るときのインスピレーションになりそうです。