【Review】Big Werks「Dark Energy」レビュー(トラップ・ヒップホップ向けのKontaktライブラリ、使い勝手など)

【Review】Big Werks「Dark Energy」レビュー(Kontaktライブラリ、使い勝手など)

セール中だったのと、UIジャケ買い(?)で導入しました。

メーカー情報


「ダークエネルギー」には、さまざまなジャンルの音楽向けに専門的に設計された300を超えるEPICサウンド(16のカテゴリ)があります。カテゴリには、フルート、ダークfx、シネマティックドラム/パーク、雰囲気のあるテクスチャ、ボーカルなどが含まれます。このライブラリは、映画音楽、ヒップホップ、トラップ、R&B、ポップミュージック、その他多くのジャンルの作成に使用できます。

 




特徴
  • 複数のジャンルの音楽向けに専門的に設計された300を超えるEPICサウンド(16のカテゴリ)!
  • スタンドアロンの.WAVサンプルも含まれています
  • カテゴリには、 フルート、ダークfx、シネマティックドラム/パーク、雰囲気のあるテクスチャ、ボーカルなどが含まれます。
  • さまざまなエフェクトを備えた直感的なインターフェイスで、各楽器を好きなようにカスタマイズできます。
  • 楽器には、 アルプ、ベース、ベル、ブラス、クワイア、ダークfx、ドローン/アトモスフェリックテクスチャ、ドラム/パーク、フルート、ギター、ピアノ、パッド、プル、ストリング、リード、ボックスが含まれます。
  • FXが含まれます: アンプエンベロープ、フィルターエンベロープ、LFO、フィルター、グリッチ、コーラス、カスタムリバーブ、ディレイ、フェイザー、EQ、グライドコントロール&アルペジエーターを
  • 少なくとも6GBのRAM(8 GBを推奨)
  • 10ギガバイトドライブの空き領域の(5ギガバイトダウンロード&のための5ギガバイト抽出のため)

機能紹介

 UIがインパクトありすぎですが、よくよくパラメータを見ると何も珍しいところはなく、大変シンプルです。(目玉がノブになっています。)LFOやグライドがあるので思ったよりも

音作りの幅が広い。


そして、このライブラリの一つの魅力ともいえるのが、モノフォニックのシーケンサー。
通常のパフォーマンスだけでなく、オートでメロディを作ることができます。


最大上下2オクターブで音程を設定し、走らせることができます。ステップは最大16でスピードや長さ、基準となる音域のトランスポーズ、スウィング等ができます。右のレバーはヴェロシティ。



音色・評価

 インストルメントとしてはフルート、ダークfx、シネマティックドラム/パーク、アトモスフィアテクスチャ、ボーカルが収録されており、5GB、16カテゴリ300のサウンドが用意されています。カテゴリだとアルプ、ベース、ベル、ブラス、クワイア、ダークfx、ドローン/アトモスフェリックテクスチャ、ドラム/パーク、フルート、ギター、ピアノ、パッド、プル、ストリング、リード、Voxtと一通りそろっているので、これだけで完結します。音色はとても多いですが、その分やや容量も大きめ。

タイトルの通り、冷たいダークな音色が多いと思います。ポップスでも合うものは合うとは思いますが、少し陰りがあるものが多いので音色からしてドンピシャだと思うのがEDM的でないクラシカルなトラップ、ついでヒップホップですね。デフォルトプリセットは個性的ではないですが、優先度が高くあるとうれしいタイプの音色です。

特にアルペジエーターはトラップのメロディを作るのに大変便利。ほとんどのメロディはこれで作れてしまうはず。RnBもかなり合うかと思います。シネマティック系も合うとは思いますが、もっと最適解はあると思います。他の音源で足りるかと。


Dark Energy