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【Review】Sam Spacey「Epica Bass」レビュー(アナログベースシンセサイザーライブラリ、使い勝手、他の音源との比較等)

2021年2月4日木曜日

DTM製品レビュー

【Review】Sam Spacey「Epica Bass」レビュー(アナログベースシンセサイザーライブラリ、使い勝手、他の音源との比較等)

かなり安くなっていたので導入しました。

メーカー情報

数々の賞を受賞したEpicaのプロデューサーである SamSpaceyが、すべてのスタークラシックアナログシンセとモジュラーの大規模なコレクションから執拗にサンプリングされた専用のアナログベースシンセライブラリであるEpicaBassを紹介します。サムは、真のアナログシンセサイザーがもたらす飽和したハーモニックリッチなテクスチャを真にキャプチャするには、レコーディングチェーンをソースシンセ自体と同じくらい純粋にアナログに保つ必要があると考えているため、EpicaBassのレコーディングではエミュレーションやプラグインは使用されませんでした。
26,657個の24ビットモノサンプルが7GBの重さであるため、これらのクラシックシンセには、通常はクラシック楽器ライブラリ用に予約されている細部に注意を払っていると考えられます。複数のラウンドロビン、マルチベロシティサンプル、および手作業で編集された長いループポイント(使用されている場合)により、これらのクラシックシンセサイザーの完全なキャラクターが可能な限り忠実にキャプチャされます。625のEpicプリセットと、独自の作品に操作するように頼むインターフェースを備えたEpica Bassは、ベースサウンドのメインソースとして長年使用できます。
引用元:Epica Bass

概要


Kontakt Playerで起動できるので誰でも使えるようになっています。
サンプリングした実機は、Arp Odyssey Mk3(オリジナル)、Sequential Pro 1、Oberheim SEM、Oakley Modular、Yamaha CS-30、Future Retro、Matrix 6r、Telemark Modular、Roland SH1000、
アナログハードウェア処理はUBKFatso、UBK Kush Audio Electra Eq、DBX160XT、Neve Preamp、Eventide H8000、Eventide Eclipse、およびディストーションペダルのコレクションとなっています。

この音源、生楽器並みの丁寧なサンプリングと、オールアナログマシンによるサウンド作りが最大の特徴。マルチヴェロシティレイヤーが用意されているので、タッチによって全然音色が変わります。

また、サウンドがとても太いだけでなく、減衰までアナログならではの複雑な音色の移り変わりがしっかりとサンプリングされています。太さや音色で比較するならば、アナログ系極太シンセでおなじみ「SynthMaster」の刺さるようなアタックとは異なり、アナログならではの細かな音色の粒が感じられる、まさしく楽器のようなサウンド。



機能紹介

基本的にオシレータで一からから作るシンセサイザーではないので、通常のシンセサイザーほど音色の幅が広いとは言えませんが、その分それをカヴァーするかのようにNKiパッチが大量に用意されており(その数ベースだけで625)、NKIマルチパッチも用意されています。割とシンプルな波形も多数収録されているので意外に不自由は感じないかと思います。

音色はシンプルな波形のものから90年代の複雑なアンダーグラウンドダンスミュージックのマルチレイヤーの音色まで様々でクラシックなダンスミュージックの電子音楽が好きな人にはたまらないでしょう。

AMPセクションMODセクションFilter、LFO等セクションごとにノブが分けられています。このようにノブが多いのでスタートの音色は決まっていますが、かなり自由にサウンドづくりができます。


シーケンサーもなかなか充実。オートスケール機能も用意されています。




そしてこの音源はエフェクターも充実しており、全てアナログ由来のエフェクトが用意されているのでサウンドがかなりアナログ寄りでかなり深い響きがするのが特徴です。


総容量7GBと通常のベースシンセでは考えにくいヴォリューム。音色はとにかく質感が感じられ、細かなニュアンスが感じられます。多数のヴェロシティレイヤーと丁寧なサンプリングのおかげなのでしょうか。


評価

この音源はシンセとしての音作りが一見制限されているように見えますが、プリセットが大変充実しているので好みの音色からシンセ風なアプローチで加工できる音源としてみるのがよさそうです。シンセというよりも使い勝手としてはヴァーチャルインストルメントですね。フィルターも実機をそのまま再現しているとのことで、サウンドもざらつき感が感じられリアルさは流石といったところ。

アナログサウンドのヴァーチャルシンセは沢山出回っている中で、音質を第一優先した音源といえそうです。ベースだけでこの容量なので、仮に全ての音色でこのサンプリング精度で収録すると100GB近くなりそうなので恐らくほとんどないでしょう。

基本的に90-2000年代の黄金期の電子音サウンドですが、音が良いので安っぽい感じがしません。オールアナログが功を奏しているのか、まさに楽器のようですね。ポップスではほとんど使われない、DnB等で使われそうなサウンドもまた魅力的です。EDMにもぴったりですが、よりアシッドテクノやハードなダンスシーン、そしてベースを聴かせるベースがメインのダンスミュージックには最適です。恐らくこの音源の評価は音質と音色が気に入るかどうか、その一点につきます。
パラメータは充実していますが、Serumその他のシンセと比べると自由度は高くはないです。その分簡単に即戦力のクラシカルな電子音楽のサウンドが再現できるのはこの音源ならではの強みだと思います。







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