前々から気になっていたのですが、ヴァージョンアップしたとのことで導入しました。
メーカー情報
BeatSkillzは、SampleXのさまざまな設定を慎重に一致させて、エミュレートしている元のサンプラーと同じように聞こえます。ここでは、いくつかの優れたプリセットを使用して開始できます。また、現在利用できない、または非常に高価なヴィンテージサンプラーのサウンドを味わうこともできます。
SampleXバージョン3は、次のような新機能を提供します-新しいLP / HPラダーレゾナントフィルター、ステレオ幅(イメージング)コントロール(モノラル/ M / Sエクスパンダー)、Beatskillzダイナミックコンボリューションシステムさまざまなレベル。標準の可変サンプルレート、ビットレート、およびエイリアシングコントロール(Shift)もあります。Beatskillzはまた、IRマシンのオン/オフ機能、1/0セクションのPOP UP値表示、2つの新しいサンプラーモデルとともにフィルターセクションを追加しました。
特徴
- 6つの象徴的なビンテージサンプラー
- 新しいマルチコンボリューションシステム
- 新しいHP / LPレゾナントラダーフィルター
- モノラルへの幅制御ステレオ拡張
- 新しいプリセットとGUI
- IRマシンのオン/オフ機能
- 1/0セクションとフィルターセクションのポップアップ値の表示
引用元:SampleX V3
ヴァージョン比較
V3のヴァージョンアップによりあらたにサンプラーモデルが二つ追加されました。
機能紹介
プリセットにはEMP60等、カテゴリーごとにエミュレーションプリセットが分類されて用意されています。プリセット名は雰囲気を書いているのだと思います。例えば、Darkの場合、ダークステップ等にありがちなくぐもったサウンドに変わります。このように単にプリセットを使うだけでも再現できるので満足できるのですが、より作りこみたい人向けにヴァージョンアップに当たり様々な機能が追加されたようです。
ビット数やサンプルレートとおなじみなものから、リングモジュレーションのような効果をもたらすもの(Shiftフェーダー)やステレオ幅、ローパスハイパスまで設定できます。その他のパラメータは書いてある通りのものです。ヴァージョンアップで追加されたフィルターにレゾナンスも用意されているのでサウンドの質感を結構いじれます。
使ってみた印象ではリングモジュレーションは通常の元の異なり、かなりモデリングすることを意識しているようでかけるだけでサンプラーから鳴ったような音になります。
また、6つのマシーンモデルタイプが用意されています。それぞれ少しずつ質感が異なります。
評価
このプラグインは機種ごとのエミュレーションプリセットが用意されているので具体的な機種のサウンドを作るときに大変便利です。ディストーションとして使う意味はほとんどないのでサンプラーのヴィンテージサウンドを作るようのスペシャルエフェクトですが、ヒップホップ系はもちろんですが、Lofiやノスタルジー系のジャンルが人気を博している今日では大変汎用性が高いです。ドラムサウンド等のヒットが気持ちよいくらいにサンプラーサウンドに変わります。16bitサウンドを作るときにも大変重宝します。前述のようにパラメータも充実しているので単にサンプラー色の強いサウンドに当てはめるだけでなく、調整できるのが優れています。
80-90年代ごろのヴィンテージサンプラーの音を作る時通常のディストーションプラグインではできない細部の再現がこのプラグインだとすぐにできるだけでなく、ステレオ幅やその他の細かい微調整もできるのでかなり便利です。一口にサンプラーといっても機種によって全然特徴が異なるので、それらを網羅的にシュミレートできるのはありがたい。リングモジュレーションにより金属質なあのノイジーな響きまでかなりリアルに再現できるので、このプラグインをただ通すだけで再現できます。この手のサンプルエミュレーションを持っていない人は持っておいて損はないかもしれません。すべてのサンプルや音源をすぐにサンプラーのサウンドに変えられるのは結構強いと思います。
ということで、クラシカルなヒップホップやダンスミュージックをサウンドまで再現してこだわりたいひとにはかなりお勧めで持っておくと良いと思います。
最安値とセール情報
現在の最安値は9ドルです。定期的にセールが実施されるのでチェックしてみてください。