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UJAM「SPARKLE 2」レビュー(エレクトリックギター音源、使い勝手、新機能・他音源との比較等・最安値とセール情報について)

2023年10月12日木曜日

DTM製品レビュー


UJAM「SPARKLE 2」レビュー(エレクトリックギター音源、使い勝手、V1や他音源との比較等)


UJAMの中でもかなり人気の高いSPARKLEがメジャーアップデートしたとのことでSPARKLE V!から使用しているのですが、導入してみました。



まずはメーカーの情報からみていきます。

メーカー情報

バーチャル ギタリスト SPARKLE 2 は、コード、オクターブ、単音のエレクトリック ギター リフのセッション スペシャリストです。脚光を浴びることのない、真のチーム プレーヤーであり、適切な威厳とスタイルであなたの曲をサポートします。



新機能

  • NEW: インストゥルメント・モード、まったく新しいギター・モデルとフレーズ
  • NEW: さらなる多様性のためのオープンコード機能
  • 30 以上のスタイルと 350 のフレーズ
  • 30 のストンプ ボックス エミュレーション、60 のフィニッシャー FX モード

レビュー(機能、UJAM「SPARKLE 」との違い)

ヴァージョンアップによって大きく変わったところはインストルメントモードの追加。

これまでは低域のキースイッチでフレーズパターンを選んで入力し、高音域でコードの特徴となる音程を入力することでそのコードのフレーズパターンを再生することのみにとどまりましたが、インストルメントモードによって、フレーズをカスタマイズして演奏することができるようになりました。具体的には以下のキースイッチに基づいて演奏することができます。



高音域でコードを指定し、低音域でどのように演奏するか選ぶことができます。上下のスライド奏法等も収録されているのでかなりリアルな演奏ができるようになっております。デッドノートやミュート等ももちろんあります。ピッキングセクションで6弦それぞれの音を単音で鳴らすこともできます。そのため実質的にあらゆる単音を含んだフレーズが作れるようになったということにな倫さう。

また、結構良いなと思ったのはコードを変える時フィンガリングノイズをシュミレートしてくれます。移動距離に応じて(?)適切なノイズを鳴らしてくれるようです。


プレイヤーモードは以下のようなキースイッチからなっています。

コードモードと単音モード(コードのベースをフレーズのリズムに応じて単音引き)の2種類が用意されています。オープンコードモードも追加されたので、コード選択の幅が広がりました。
新たにMIDIエクスポート機能が追加されたのはかなり大きいですね。フレーズキースイッチ上部のボタンをドラッグアンドドロップすることで、DAW上にそのフレーズのMIDIデータをエクスポートすることができるので(MIDIデータはSPARKLE 2のキースイッチ規格に準じたもの)、細かく音の調整等をすることができます。


また各種パラメータが充実しました。ピックアップのネックーブリッジ設定が柔軟になったり、おなじみのFinisherノブが用意されたのでより柔軟にサウンドメイクができるようになりました。ストンプボックスも用意されたので、ギターの音作りがこれで完結出来ます。音の傾向としてもなかなか良い感じかと思います。(ディストーション系サウンドが一部気になるものもありました。)

参考ヴァージョン1時のUI


また、SPARKLE 2になって、サンプルが再収録されて、フレーズも一新されたとのことです。エフェクトがかからない状態での音の方向性は似ていますね。フレーズは全体的にみるとアメリカのポップでおなじみのフレーズや今のポップスや現代のシーンに合いそうなフレーズが新たに追加されているのでより使いどころが増えたのではないかといえます。(V1はリリース時期が結構昔だったのでやや各ジャンルのクラシックよりの音やフレーズの傾向でした(以前はGS2のフレーズにも近かった?))

評価

SPARKLE 2になって現代のシーンによりマッチする汎用性の高いエレキギター音源になったといえます。フレーズが自分で一から作れるようになったので、フラストレーションがたまることもなく便利ですね。オープンコードにすぐ切り替えられるのも〇。インストルメントモードとプレイヤーモードのキースイッチ配置が共通なので、インストルメントモードで大枠を作って、MIDIエクスポートしてインストルメントモードで細部を作るなんてこともできます。(一方で単音フレーズを入力する方法がギター弦に対応してなのでピアノ入力に慣れている人には慣れないかもしれません)

UJAMのエレキギター音源シリーズの中では最も汎用性の高いギター音源といえます。カリカリしているタイプのサウンドやファンク等でおなじみの軽快なギターサウンドにかなり強い音源なので、そういったジャンルにはもってこいですね。エフェクトが充実してきたので、アンビエントギターやバラードよりのサウンドにも対応できるようになりました。

ゴリゴリのハードロックをする場合は「IRON 2」の方がよいかと思いますが、ポップ寄りのバンドサウンドのギターの場合は「SPARKLE 2」で対応できます。

また、MIDIエクスポートやインストルメントモード等、フレーズづくりの幅が一気に広がったので、UJAM「SPARKLE 」から使用している人はぜひともアップグレードしておきたいものです。


SPARKLE 2

参考:UJAM「SPARKLE 」レビュー


V1時のレビュー内容も参考のために残しました。(現在では単独購入は不可能ですが、V1使用者はV2と独立しているので引き続き使用することができます)


メーカー情報

カスタムの手巻きハムバッカーとシングルコイルピックアップは、パワフルで卓越したサウンドキャラクターのために、希少な厳選されたストラトに組み込まれました。厳選されたビンテージアンプとスピーカーキャビネットに基づく内蔵アンプシミュレーションは、幅広いハイエンドサウンドキャラクターを提供し、事後でもサウンドを微調整することができます。



ほぼ100のスタイル、1000を超えるフレーズ、複数のアンプ/キャビネットの組み


 

合わせ、カスタムエフェクトを使用して、曲に色と光沢を追加します。その伝説的なベルのようなシングルコイルサウンドのためにカスタマイズされたビンテージギターでバーチャルギタリストSPARKLEを録音しました。テレ、ストラト、ジャグを考えてみてください。厳選されたビンテージアンプとスピーカーキャビネットのエミュレーションにより、上品なトーンと活気のあるキャラクターが保証されます。

特徴

  • クリーンからカリカリのポップギター
  • 単音、オクターブ、コードリフ
  • 90以上のスタイルと1000のフレーズ
  • ファンキーなクリーンからインディーロックまで

レビュー


Ujamはストラトギターのヴァーチャルインストルメントです。アンププリセットが用意されており、好みのサウンドをセレクトすることができます。ポップスからファンクギターインディーロックまでカバーします。

様々なVirtual Guitaristシリーズの中で軽快な音楽に適した音源だといえます。


UIはこのようになってます。



GRITノブを回していくと滑らかなサウンドからファンクに適した、クリスピーなサウンドになります。サウンドに破綻がなく、恐らくUjamの得意技複数のパラメータを裏で動かしてそうな印象。その隣のGUITARノブでギターのピックの位置を指定できます。

コーラスリバーブディレイは通常のものと同様。AMPシュミレータは内蔵のものにしてはなかなか良い出来でそのまま使えそうです。ダブリング機能やDrop Dチューニングも用意されています。スピードを変えたり、ノリの度合い(前ノリ等)、スウィング度合いを変えることもできます。Latch機能を使うと、コードとキースイッチを指定すると次の入力が来るまでその入力が持続します。

フレーズ生成機能


C4からのキーで和音を指定することによって和音を決定し、C2-C3の2オクターブにアサインされているフレーズキーと同時に押すことでフレーズを生成します、C2からの位置オクターブはプリセット共通のフレーズで、通常のフレーズやグリッサンド等が収録されています。



終止形やコードによるクレッシェンドのフレーズ等、1小節や半小節単位の短いフレーズもあるので、組み合わせることでオリジナルなフレーズをカスタマイズすることができるのが特徴。C3からの1オクターブは各プリセット特有の性格が表れたフレーズがアサインされています。




和音を指定することに最初戸惑うかもしれませんが、和声において重要な音程を指定することで支持できるようになっています。つまり3度音程と7度音程です。ルートをまず指定し、長・短3度なのかあるいはサステイン2,4なのかを指定します。そして7度音程を入れる場合は長短を指定します。ディミニッシュの場合はもちろん減5の音程を入力します。ソロフレーズを自分で1から作ることはできないのでそこは注意。

AAS GS2とのコードモードの比較

こうした自動生成音源でやはり比較しないわけにはいかないのがAASのGS2でしょう。まず、GS2は物理モデリング音源なので軽量なのに対し、サンプルベースのUjamシリーズは大容量。また、GS2も同様にコードを指定してフレーズを生成する点は同様ですが、指定方法が若干異なります。

複雑な和音設定ができるのはGS2です。Ujamシリーズはかなり簡素化されており、ダイアトニックやその派生等かなりシンプルなのに対し、GS2は#9や♭13等のオルタードを複数含んだ和音も対応できます。またGS2は細かな転回ルート設定ができます。




一方、GS2はデフォルトのプリセットとしては若干フレーズがエクスペリメンタルやクラシカルなフレーズに偏っている印象を受けます。ロックといってもどちらかというと所謂伝説のロック系。また、ワンショット系のフレーズはGS2には収録されていません。「Pop Rock」等の、専用のGS2 Sound Bankを導入してみたものの、やはり現代的なスタイルとは少し離れている印象が。

少なくともロック系に関しては「SPARKLE」の方が現代的で使いやすいフレーズが多い印象を受けます。

また音色に関してはUjamシリーズはサンプリングされただけあり、とてもリアル。即戦力でそのまま使えるようになっています。GS2は内蔵のアンプ系が弱いのと、プリセットの音色に癖が強いものも多いので、弦をいじったりと自分でエディットすることになります。

こうして比較してみると、Ujam系の音源はよりバランスよく現代寄りのニーズに合わせているように思えます。短時間で大量のフレーズの中からセレクトし、和音を指定しながらパッチワークの様にして作っていくことができるのがUjamシリーズの強みです。

評価


ポップスからファンク、ギターインディーロックまでカバーとのことですが、音色も多様で、確かに様々な用途で使えるフレーズが多く汎用性が高いです。最もしっくりくるスタイルとしては、洋楽ヒットチャートのポップナンバースタイルにも最適だと思います。



プリセットもシャッフル系からロック、ファンクソウル等ジャンルやスタイルごとに多数収録されています。





ヘビーなロックは他のUjamシリーズに任せましょう。私的な見解としてはファンク等に適した切れの良いサウンドがより魅力的に感じました。マニアックな癖の強いポップというよりはわかりやすいストレートな表現に適した音源です。バラード等のプリセットもあるのでしっとり系やさわやか系にも最適。直感的なイメージですが、若々しいエネルギッシュな印象で、ねっとり系とは恐らく違います。

最安値とセール情報

最安値は49ドルです。






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