高性能な無料パイプオルガン音源(vst)『Church Organ2nd』
今回は高性能なvst規格の無料パイプオルガン音源『Church Organ2nd』の紹介です。教会のオルガンならではの強烈なサウンドの面影がありますね。
パイプオルガンで演奏されるJ.S.バッハの強烈な対位法的不協和音は、300年以上経った今でも色褪せず、強烈です。
時々SNSなどで回ってきて目にする「メタルはバッハから始まった。」(それとも、「バッハはメタラーだった。」?)
といったメタラーのインタビューは限定された時代様式に対し、一定の切り口でみるならば、
あながち見当はずれなコメントではなく、
間違いではないのですよね。
パイプオルガンは純粋なクラシック系の作品だけでなく、
ゴシック系の作品や、ポップスのアクセント、
メタルな音楽にもしばしば挿入される比較的使用頻度の高い楽器です。
C.Hacklというディベロッパーによって開発されたこの音源は、
5つのオルガンオシレーターを搭載しており、
チューニングを変えることによってかなりリアルなパイプオルガンサウンドを作ることができます。
また、それぞれのオシレーターをON、OFF切り替えすることによって、
音楽の規模に合わせた、適切なサウンドの広がりに調節することができます。耳に突き刺さるような強烈なサウンドから、ソフトペダルを踏んだかのような柔らかい音色まで。プリセットも付属しております。
また、アタック、ディケイ、サステイン、リリースをノブで調整できるだけでなく、
ピッチベンドなどの機能も搭載されています。シンプルなUIでとてもありがたいです。
オシレーターのピッチコントロールをうまく調整できるかどうかで、大分サウンドの良し悪しが変わっていきますね。
Windows対応。
こちらからダウンロードできます。
Church Organ 2nd